立体作品「動植物」について
30歳代に横浜青葉区で宅地として造成された広い土地を与えられ長期にわたり野菜と果樹作りを経験した際、自然農法の存在を知り自然が持つ能力に体験を伴って気付くことができました。雑草も何かの役目があるから存在すると云うその農法に感化され、植物が持つ生態学的能力を引き出し能力の可視化を試みたのが立体作品「動植物」です。まず、ねこじゃらしの軽さと前進のみする構造を活かして廃材で作られた装置で循環する作品を制作しました。その後、身近な植物の構造や見立てを利用して登場する植物を増やしていきました。
「メゾチント」と「ピンホール写真」
「動植物」に登場する植物達をモチーフにしてメゾチントとピンホール写真で「植物達の時間」シリーズを制作しました。メゾチントもピンホール写真も異次元の時間の流れを感じさせます。ピンホール写真の露光時間は最低でも2時間で堆積した時を感じます。
「フォトグラヴィエール」
65歳前後より、未来仮想空間或いは宇宙を表現するために、イメージだけに陥ることを防ぐため写真のドキュメンタリー性、絵画的要素を抑えたミニマム性と「もの」にするために版画表現を試みました。ただこの版画制作の悩みの種は写真が無いと作品が出来ないことです。
「エコアプローチ造形」
環境啓発により繋げることを目的に美術教育的側面も持たせ「松笠は未来のえねるぎー?」と名付けた松笠の開閉を利用したエコアプローチ造形(エコ教材)をはじめ、主に植物を使った造形を開発し美術館、画廊や教育機関等でワークショップや授業として実施しました。
「エコアート・ジャパン」の活動について
2004年作品とワークショップの2本立てで、広く社会と関係性を持った環境啓発活動を目的に任意団体「エコアート・ジャパン」を立ち上げ活動をしてきましたが、2025年3月で解散いたしました。参加会員の皆様はじめ美術展を企画していただいた(株)神奈川トヨタ、ギャラリーJ2、ルクスギャラリー、南アルプス市芦安山岳館、船橋市こども美術館、梅野記念絵画館、東京電力テプコ浅草館・信州大学・上田短大をはじめ、後援・協賛・取材等をしていただきました東京電力(財)CIACグリーン電力基金、(株)クサカベ絵の具、(株)さくらクレパス、(財)サークルクラブ協会、(社)日本環境教育フォーラム、SBC信越放送、他にお礼申し上げます。(敬称略)
略歴
| 1952年 | 長野県生まれ |
| 1977年 | 東京芸術大学美術学部油画専攻卒業 |
| 1979年 | 東京芸術大学大学院壁画研究室修了 |
主な個展
| 1977年 | 個展(企画:盛岡第一画廊) |
| 1980年 | 「Japanese Kite One Man Show」(企画Allens Lane Art Center Philadelphia U.S.A) |
| 1985年・1986年・1987年 | 個展(ギャラリー山口 東京) |
| 1996年 | 個展(企画:たまプラーザ東急SC 横浜市) |
| 1997年 | 個展(企画:はる工房 つくば市) |
| 1999年 | 個展(企画:小野画廊 東京) |
| 2000年 | 個展(企画:小野画廊 東京) |
| 2001年 | 個展(企画:ギャラリー舫 東京) |
| 個展 NiCAF2001(東京国際フォーラム) <現Art Fair Tokyo> | |
| 2002年 | 個展(企画:ギャラリー・アート・ポイント 東京) |
| 2005年 | 個展(企画:ギャラリー舫 東京) |
| 2007年 | 個展(企画:アートギャラリー閑々居 東京) |
| 2013年 | 個展(企画:ギャラリーDIVA 横浜) |
| 2016年 | 個展(上田市立美術館) |
| 2017年 | 個展(企画:アートギャラリー閑々居 東京) |
| 2020年 | 個展(企画:Gallery Kamon Irie 東京) |
| 個展(新宿区環境教育情報センター・エコギャラリー新宿) | |
| 他 | |
| 個展28回 |
主な受賞
| 1975年 | 東京藝術大学 | 「安宅賞」 |
| 1995年 | 第5回環境彫刻&ユーモアアート展(船橋市公園協会) | 「最優秀賞」 |
| 1996年 | 第5回アーバナート展(パルコ・アート・プロジェクト) | 「優秀賞」 |
| 1997年 | チェルノヴィリ・メモリアル・コンペティション(チェルノヴィリ子ども基金) | 「佳作」 |
| 1998年 | 第3回立体小品全国公募展(小野画廊) | 「最優秀賞」 |
| 第34回神奈川県美術展(神奈川県民ギャラリー) | 「大賞」 | |
| 1999年 | 第28回現代日本美術展(主催:毎日新聞社) | 「佳作」「横浜美術館賞」 |
| 2000年 | 第5回アート公募2001(SOKO 新木場) | 「ギャラリー舫賞」 |
| 2001年 | 第40回北陸中日美術展(石川県立美術館) | 「佳作」 |
| 2003年 | 天理ビエンナーレ2003一般公募部門(天理市) | 「道友社賞」 |
| 2004年 | とよた美術展‘04(豊田市美術館) | 「優秀賞」 |
| 2005年 | 第13回プリンツ21グランプリ展(東和ギャラリー) | 小品部門「グランプリ」 |
| 2020・21年 | 第37・38回FUKUIサムホール美術展(金津創作の森財団) | 「佳作」 |
| 2023年 | 第41回上野の森美術館大賞展 | (賞候補) |
| 他 |
主なグループ展
| 1985年・1986年 | オブジェ東京(パルコ・アート・プロジェクト) |
| 1988年-1999年 | グループ8展(山梨県立美術館) |
| 1992年 | 第5回山梨県新人選抜展(主催:山梨県立美術館) |
| 1994年 | 第10回記念こうふ展「動く彫刻」(主催:甲府市 山梨県立美術館) |
| 1996年・1997年 | 神奈川県美術展(神奈川県民ホール) |
| 1997年-2005年 | 富嶽ビエンナーレ(静岡県立美術館) |
| 1998年-2000年 | 現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館) |
| 2004年 | 「みなび展」<展示・ワークショップ>(山梨県立美術館 企画:みなび展実行委員会) |
| 2010年-2014年 | 日本針穴写真協会展(江東区文化会館) |
| 2014年 | CONSTELLATION・2014(上野の森美術館) |
| 2020年 | 銀座・京橋サムホール展2020 |
| 2020年-2022年 | 開廊36周年「この星のゆくえ展」(木の葉画廊・東京) |
| 2020年-2022年 | FUKUIサムホール美術展(金津創作の森財団) |
| 2021年-2023年 | 池袋アートギャザリングIAG AWARDS (東京藝術劇場) |
| 2021年-2024年 | 神奈川県展(全国公募・県民ホール) |
| 2021年-2025年 | 上野の森美術館大賞展 |
| 2022年 | 第12回西脇市サムホール美術展(西脇市岡之山美術館) |
| 2022年・2024年 | 池袋回遊派美術展IAGセレクト展(自由学園明日館) |
| 2024年 | 第14回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ(大野城市) |
主なエコアプローチ造形ワークショップ、授業、講演会
| 1999年 | トークin ステーション(展示・講演会・たまプラーザ東急SC 企画:フロムイブ) |
| 2000年-2002年 | 授業(武蔵野美術大学) |
| 2002年 | 授業(港区立青山小学校 企画:森美術館パブリックプログラム) |
| 2005年 | 展示・ワークショップ(企画:船橋市こども美術館) |
| 2006年 | 「こどもぎゃらりー」(ワークショップ・あざみ野アートフォーラム 企画:横浜市芸術文化振興財団) |
| 授業(展示・東小学校 企画:横浜市芸術文化振興財団アウトリーチ事業) | |
| 「信州大学教育学部・環境ISO 14001 認証取得1周年記念事業」(展示・講演会・ワークショップ 主催:教育学部) | |
| ワークショップ(企画:古河市街角美術館) | |
| 2007年 | ワークショップ(企画:東京電力 テプコ浅草館) |
| ワークショップ(中央区立泰明小学校 企画:ギャラリーネットあおぞらDE アート実行委員会) | |
| 2008年 | ワークショップ(企画:平塚市美術館) |
| 教員免許講習講座(企画:上田女子短期大学) | |
| 2009年-2014年 | 授業(長野大学) |
| 2010年 | 南アルプス市芦山岳館(企画:山岳館) |
| 2013年 | ギャラリーDIVA(横浜市 企画:ギャラリーDIVA) |
| 2016年 | 長野県やま保育研修会(企画:上田女子短期大学) |
| 2017年 | 教員免許更新講座(企画:長野県私立幼稚園協会) |
| 2022年-2023年 | 信濃毎日新聞「思索のノート」メゾチント作品全12回挿絵制作 |
パブリックコレクション
横浜美術館
船橋市公園協会
プリンツ21
American Kraft Museum NY(動植物動画)
上田市丸子文化会館
鹿教湯リハビリテーションセンター
盛岡市
メディアによる作品紹介
岩手放送
長野放送
信越放送
NHK全国ニュース
NHK「環境&フォトメッセージ」
毎日新聞
信濃毎日新聞
毎日新聞横浜支局
東京人(東京電力グリーン電力基金)
月刊美術
月刊ギャラリー 他
